山形県サウナ&水風呂 スイデンテラス
山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣にあります『SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE スイデンテラス』さんの宿泊ホテルのサウナ紹介となります。
スイデンテラスさんのサウナ・水風呂・外気浴についての詳細とまとめコメントをタキオン独自の観点にて記載しております。
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今回は私としては珍しく、近代的なサウナのあるスイデンテラスさんに宿泊しました。世界的な建築家 坂茂氏設計の田んぼに浮かぶ木造ホテルです。
「晴耕雨読の時を過ごす、田んぼに浮かぶホテル」をコンセプトに掲げられているみたいです。水田をスイデンとカタカナにするだけでオシャレに見えますね。
アクセスとしては鶴岡駅より車で5分程です。鶴岡駅前にも幾つか宿泊ホテルはありますがサウナ付きの所が少なく、2020年8月にリニューアルオープンされ、あのTT○Eさんがプロデュースしたサウナはどんなもんか?っと確認するために泊まってみました。
スイデンテラスさんは浴場が男女奇数・偶数日と入れ替わりです。わかりやすくお伝えすると宿泊すると夜と朝で浴場やサウナの形態も変わります。
今回は宿泊でしたのでサウナがある『天色の湯』・『月白の湯』とどちらもサウナに入る事が出来ました。『朱鷺色の湯』は天色の湯側の内湯です。
以下のポイントを押さえつつ、親方プロデュースのスイデンテラスさんのサウナ・水風呂・外気浴を見ていきましょう!
スイデンテラス
オシャレ過ぎて…。これが最先端なのかな…。
ここがPOINT!
- 近代的な建築と田舎の風景!
- サウナ室から水田が見えるとは…。
- 綺麗なんだけど…なんだけど…。
サウナ室(天色の湯)
引用元:スイデンテラス公式
天色の湯側 サウナ室基本情報
- サウナ室温度:体感80°程?
- 構造&広さ:写真を参照
- サウナストーブ:HARVIA製の筒型
- サウナマット:なし
- テレビ:なし
- サウナタイマー:なし
サウナ室について
①サウナ室温度
温度計等は無いために通常時の体感は80°程ですかね?セルフロウリュなので蒸気あり気のサウナ室と捉えた方がいいですね。
②構造&広さ
写真の通りに文章ではお伝えするのが難しいですが利用者が上手くまとまって座れば7人は入れそうです。
日本式の施設サウナに慣れているので座っている時の態勢がどう座るのが正解か掴めなかったです。やっぱり胡座かきたいなぁ…。でもよくこの造りのサウナ室にしたな〜っと感心した所もあります。
まだサウナ室が新しいからなのか少し鼻に付く合成化学臭?を少し感じました。これは年月が経てば消えるでしょう。あらゆるサウナに入ると嗅覚も優れてきます(笑)
③サウナストーブ
IKIっぽいHARVIAのストーブです。セルフロウリュ可能です。
④サウナマット
サウナマットは記憶に無いんですがビート板はありました。
⑤テレビ・BGM等
なしです。ロウリュの蒸気音と水田景色を眺めながらサウナを堪能しましょう。
⑥サウナタイマー
タイマーと温度計は無かった記憶です。
⑦その他・コメント等
引用元:スイデンテラス公式
いや、もうこれはコメントも無いですよ。非日常サウナ過ぎて何も言えねぇす!一つだけ言えるのは一回くれば良いかな?という感じですね。サウナのためにまた来ようとは思わないと言いますか思いたくないサウナ室ですね。
逆を言えば非日常サウナを楽しめる環境・設計・デザインなのでこれがサウナの新しい形と言われれば納得しますが後は個々がどう捉えるかだと思います。
サウナ室自体はもう完全にフィンランドスタイルでセルフロウリュしないとただの温暖ルーム的な感じなので雰囲気を味わうにはとても良いと思います。
親方プロデュースで最先端・ニーズ等をよく捉えてますね。サウナ室そのものは何なのこれ??っと思いますが環境面だけのプロデュースは中々だと思います。
上から目線で語ってますが同じサウナ愛好家でも目指してるビジョンが全く違うので個人的にはそう捉えているだけです。
水風呂(天色の湯)
引用元:スイデンテラス公式
天色の湯側 水風呂基本情報
- 構造&形:六角形で1人用
- 水温:10月訪問時は約15°前半
- 冷却:不明
- 特徴:六角形
水風呂について
①構造&形・動線
写真の通りに六角形で1人用のサイズです。
②水温
10月訪問時は体感として16°後半くらい?
③冷却
蛇口より水を掛け流ししております。冷却はしていると思います。あまり浴槽内形状を見てなかったので不確かな情報ですいません。
④その他・コメント等
サウナ室のキャパの割に水風呂は1人用で少し小さいですね。湯船が広い分、六角形ではなく3人くらいでゆったり入れるスペースが欲しかったですね。
でも非日常を味わうためにこのような形にしたのは理解しないといけないですね。肌感とかどうとか言う水風呂ではなく、ただただ環境を楽しみましょう。
外気浴(天色の湯)
引用元:スイデンテラス公式
天色の湯側 外気浴基本情報
- 外気浴スペース:露天エリア
- 休憩イス:腰を掛けれるスペースあり
- その他:水田ではない景色
外気浴について
①外気浴スペース
露天エリアにサウナ・水風呂がありますのでそのまま外気浴です。
②休憩イス等
腰を掛けれるスペースがあります。
③その他・コメント等
あくまでコンセプトは水田なので天井開放の造りではなく、視覚として水田側を開放している造りです。確かに造りは凄いですよ。
これはサウナ・水風呂・外気浴でととのったー!っと言える環境ではなく、浴場・サウナの環境そのものを楽しむ物でしたね。天色の湯側には洗い場の所にも内湯があります。
引用元:スイデンテラス公式
サウナ室(月白の湯)
引用元:スイデンテラス公式
月白の湯側 サウナ室基本情報
- サウナ室温度:体感90°?
- 構造&広さ:写真を参照
- サウナストーブ:同様にHARVIA製
- サウナマット:あり
- テレビ:なし
- サウナタイマー:なし
サウナ室について
①サウナ室温度
サウナ室の温度は体感として90どくらいですかね??天色の湯に比べるとこちらの方が熱いですね。どちらもセルフロウリュなので蒸気浴がメインとなります。
②構造&広さ
天色の湯とは違い、2段の座面にストーブ周りには丸太椅子が設置されております。
③サウナストーブ
こちらも天色の湯側と同様にHARVIA製のストーブにセルフロウリュ可能です。
④サウナマット
あります。
⑤テレビ・BGM等
テレビ等はありません。天色の湯と同様に環境を楽しみましょう。
⑥サウナタイマー
こちらもサウナタイマーに温度計等は無かった記憶です。時間を気にせずに入れるサウナ室をコンセプトにしたかったのかな?自分の発汗と体感で出ましょう。
⑦その他・コメント等
引用元:スイデンテラス公式
私、個人的にはこちらの月白の湯のサウナ室の方がサウナらしくはないですがサウナらしさを少し感じられるので好きです。
天色の湯側と比べるとサウナ室自体がコンパクトなのでロウリュ時含めて体感としてもこちら側の方が少し熱かったです。
写真の通りに座面配置も坂茂氏と言えばの紙管デザインでオシャレですね。天井の角を丸くする事でロウリュ時の蒸気の巡りも良くしているんですね。
サウナ室には前面に大きな窓があり、明るい時間は水田を眺めながらサウナに入る事が出来ます。真冬でしたら水田に雪が積もって雪景色がサウナ室から観れるのでは?
水風呂(月白の湯)
引用元:スイデンテラス公式
月白の湯側 水風呂基本情報
- 構造&形:円形
- 水温:10月訪問時は
- 冷却:あり
- 特徴:円形で露天水風呂
水風呂について
①構造&形・動線
写真の通りに円形です。1人でゆっくりと入りたいですね。
②水温
10月訪問時、体感15程でした。
③冷却
浴場の形状として循環しているので冷却していると思います。
④その他・コメント等
天色の湯に比べると頑張れば3人は入れそうですが出来ればゆっくりと1人で壺湯感覚で入りたいですよ。
こちらはサウナ室の窓からも少し覗くこともでき、水風呂浸かりながら水田風景を眺めながら黄昏ることも可能です。
浴場のコンセプトが違うので比較対象にならないですが個人的にはサウナ室含めて月白の湯の方が好きですね。環境や雰囲気がですね。
外気浴(月白の湯)
引用元:スイデンテラス公式
月白の湯側 外気浴基本情報
- 外気浴スペース:露天エリア
- 休憩イス:ベンチ?
- その他:水田
外気浴について
①外気浴スペース
露天エリアにて外気浴可能です。こちらの月白の湯は内湯はなく、サウナと露天風呂のみとなりますので必然的に外気浴となります。
②休憩イス等
ベンチでは無いですが腰を掛けれる所はあります。浴槽の縁に座ってゆったりとした時間を満喫できると思います。
③その他・コメント等
今回は私が宿泊した時は夜がこちらの月白の湯でしたのでチェックインも辺りは暗くなってからでしたので暗い水田風景でしたのが時が止まったかようなに静かな空間でした。
コメント
オシャレに男3人で宿泊してきましたよースイデンテラスさんに。チェックインは夜でしたので辺りの景色は真っ暗ですが夏場は水田にカエルの合唱が良いBGMでした。
今回は1人でダブルルームに宿泊しました。サウナ室同様に坂茂氏設計なので椅子等にも紙管のデザインですね。私が宿泊した部屋自体はそこまで広くなく、部屋から水田風景は見れなかったです。1人で泊まるには十分ですね。
浴場やサウナに行く時には部屋からタオル類を持っていかないといけないのが少しネックですね。私が宿泊した棟からスパ棟もかなりの距離があるのでこれが少々手間なんですよね。ここまでの規模なら脱衣所にタオル設置して欲しいと思いました。
コロナ禍だから設置していませんと言われた何も言えないですが朝も入る時に半乾きのタオルを再利用するのは嫌ですよね。
ましてや浴場まで距離もあるのでね。デザインやコンセプトは素晴らしいと思いますがサービス面の向上にも眼を向けて欲しいですね。宿泊料も安い訳ではないのでね。
ライブラリーラウンジもあります。もちろんサウナ関係の本も置いておりますし、絵本や写真集に少しマニアックな本も並んでおります。時間があるホテル滞在中だからこそ読んでみたいと思う本が多かったですね。
ここ以外にフロントラウンジにもかなりのマニアックな本が並んでおります。さすが晴耕雨読がコンセプトですね。私は温浴関係の本は読みますが自分に興味がない本は読まないからな…。
なのでこのブログを見てお分かりだと思いますが文章力が無いんです。見る前に飛べ精神で生きてますのでご容赦下さい!
バー・ラウンジもあり、夜はサウナ後にここでオシャレにスパーリングワインなんかかましちゃいましたよ!ワシには合わんなぁ〜!ワシにはやっぱりホッピーに焼き鳥が落ち着く(笑)
こちらが朝食です。朝食メニューも毎月変わるみたいでその時季の旬な庄内産の野菜や素材を使用されており、とても美味しかったです。
庄内産の特別栽培米のつや姫はホンマに美味しかったです。でもワシには合わんなぁ〜(笑)
その田園風景を眺めながらテラス席で食事も出来ますが一人でここに座って優雅な朝食を摂る勇気はありませんでした。家族やカップルさん達にはとても良い環境ですね。
フィットネスルームもありました。それなりに揃ってますね。サウナ梯子にトレーニングはちとキツいな…。
写真の通りに宿泊棟?みたいな形で部屋に戻るのも少し迷路のような感じでした。朝の風景ですが何度も言いますが本当に水田ですね。
水田に囲まれていて空気が美味しかったです!とだけお伝えしておきましょう。
夜の外観の景色も綺麗ですね。田んぼの真ん中に綺麗にライトアップされたスイデンテラスの建物も立派でした。
まとめ
トータルとして良いんじゃないでしょうか??時代のニーズや将来性を考えるとインスタ映えのようにサウナ映えするサウナですね。
恐らくスイデンテラスに行って来たよー!っと自慢したくなるサウナになっているんではないでしょうか?(私はそうは思いませんが)
某親方を叩いてるタイムラインも以前はよく目にしましたがそもそもサウナに対する発想や切り込み方が違って、今まで日本に無かったサウナ室を造るコンセプトならこれはこれで良いんじゃないか?っと個人的には思います。
サウナに対する考え方の違いで(人格等はわかりません)実際には世間には映えてる側面もあって、単純に私が描くサウナ像との相違なので何とも思わないです。
サウナをビジネスの一つとしてやっているか?それともサウナ愛好家、つまりユーザー側の立場の違いでしょう。でも一つだけ言えるのは一回来ればいいや!っとなってしまうのは私だけかな??
先程から数回言ってますがこれはサウナ室の構造とか云々ではなくて、あくまで非日常サウナや環境を楽しむのであってある意味、観光サウナの一つですね。私個人ではそう映るサウナでした。
今となれば都内にも個室サウナが量産されており、いつかはこういうサウナが日常になるかもしれないですが私は一般ユーザー向けの施設からサウナ愛を感じる所を探して行きたいです。
話は大まかに逸れましたがサウナ以外でも水田に宿泊が出来る!だけでも話題になりますし、サウナ入りつつ、宿泊してゆっくり読書したり家族やカップル等でも雰囲気や環境面は映えると思いますので逆に良い体験が出来ました。
今回はテーマは環境サウナ!でした。以上。
施設概要
施設名称 | SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE スイデンテラス |
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住所 | 山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1 |
アクセス |
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TEL | 0235-25-7424 |
営業時間 | チェックイン15:30〜チェックアウト10:00 |
定休日 | 年中無休 |
入館料 | 宿泊者のみ利用 |
駐車場 | 150台完備 |
公式HP | スイデンテラス |
さいごに
一緒にサウナ旅をする宇多田サウナの記事が掲載されております。併せて宜しくお願い致します!
※2021年12月28日発売の最新号です!SAUNA BROS vol.3では『弾丸サ旅 in 山形 報告メモ』というテーマで1泊2日で20施設巡った探検記!
SAUNA BROS vol.1では『肌師スペシャルトーク』というテーマで水風呂に特化した話と全国のオススメ水風呂を紹介!
『SAUNA BROS vol.2では『真髄サウナとサ界遺産を追い求めて』というテーマで全国47都道府県のサウナ施設を紹介!