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2021-01-28

宮崎県サウナ&水風呂 白鳥温泉 上湯(蒸し風呂)

投稿日:2021年1月28日 | 最終更新日:2021年2月24日

宮崎県えびの市にあります『白鳥温泉 上湯』さんの蒸し風呂の紹介なります。

白鳥温泉 上湯さんの蒸し風呂・水風呂・外気浴についての詳細とまとめコメントをタキオン独自の観点にて記載しております。

白鳥温泉 上湯

タキオン

白鳥温泉上湯さんはサウナでは無いですが地獄の蒸気浴は体験必須です!水も抜群に良いです!

ここがPOINT!

  • 地獄の蒸気を利用した天然蒸気の蒸し風呂
  • 鮮度抜群のクリアな水。夏場に訪問した方が水の良さがわかる
  • 施設からの山景色も絶景
  • 天然蒸気を利用した卵蒸し器(持参してね)

し風呂

蒸し風呂基本情報

  • 蒸し風呂温度:60°くらいかな?
  • 構造&広さ:中は暗めですが恐らくL字の1段式のような感じ
  • テレビ:もちろんなし
  • サウナタイマー:なし

※蒸し風呂なので基本情報等は無いに等しいです。

し風呂について

白鳥温泉上湯から5分くらいの所に地獄があり、そこから吹き上がる蒸気を利用した天然の蒸し風呂です。小屋の下が地獄となっており、そちらから蒸気がムンムンと吹き上がってきます。床の下からボコボコと音がしております。

余談ですが硫黄の匂いが凄いです。これも温泉に来たな!っという感じでとても良い薫りです。

蒸し風呂についての入り方は上記の案内文の通りに行って下さい。私も最初入った時はどう入れば良いのか迷いましたが常連のおじさんが小屋の中にバケツ持って入られて身体や床に水を撒いておりました。

温度自体は大体60°くらいだと思います。サウナ施設にある造られたスチームサウナとはわけが違うくらい蒸気が熱いです。やっぱり人工的な物より天然の力は凄い。

入りながらバケツに汲んだ水を身体に浴びるのがとても気持ち良いです。水風呂まで我慢と思いましたが蒸気がムンムンで熱いので顔とかに所々、水を掛けながら入るのがオススメです。蒸気が凄くて少し苦しい感じですがこれぞ天然蒸気の力!

なんだろう?この蒸気の中に入りながら途中で水を浴びる気持ち良さはまだサウナが苦手の時にサウナ室の扉付近に座って、熱いから人の出入りで少しでも冷気を感じたいと思ってたあの頃を何故か思い出します!イマイチ伝わらないかな?この感じ?

サウナ室の場合はストーブに対しての輻射や対流によって熱を感じて汗をかきますが蒸し風呂の場合は床から吹き上げる蒸気の熱で足先から全身までどの角度からも蒸気を感じながら入ることが出来ます。

サウナとは違うので特に比べようがありませんがサウナが好きな方は体験必須です。


風呂

引用元:白鳥温泉公式より

水風呂基本情報

  • 構造&形:正方形で2人は入れる大きさ
  • 水温:2月下旬訪問時は体感で約14°台
  • 冷却:なし
  • 特徴:井戸水使用・山の水を掛け流し

風呂について

蒸し風呂出て、すぐの所に水風呂があり、2月下旬に訪問した時はキンキンに冷えてました。本当の真冬の時季に行くと恐らくもっとキンキンになっていると思います。

そして水もめちゃくちゃクリアで気持ち良い。鮮度抜群な感じです。蛇口の所にコップが置いてあり、飲料も可能です。今度は夏場に来て、冷たさの水ではなく、本来の水の良さを味わいに再訪したいです。


気浴

外気浴基本情報

  • 外気浴スペース:あり
  • 休憩イス:木製の長いベンチ
  • その他:蒸し風呂⇒水風呂⇒ベンチしかありません

気浴について

水風呂の対面に木製の長めのベンチが置いてあります。蒸し風呂⇒水風呂⇒休憩の動線は抜群です。

そもそも別棟の方はこれしか造りがありません。蒸された後に良質な水を堪能して勿論目隠しがありますが上部は開いているために山風を感じながらの外気浴は最高です。

元々、狭いために混雑している時はどうなのかわかりませんが私が訪問した時は朝1番に鹿児島空港辺りから出発して来ましたので常連のおじさんが2人しかいなかったので堪能出来ました。

メント

  • 建物の本館に入ると下足入れがあり、すぐに受付がありますので入浴料は先払い。蒸し風呂は受付のある本館を出て、数メートル先にある別棟の地獄むし風呂と書いてある建物です。
  • 蒸し風呂に行くまでに本館にサンダルがありますので借りることが出来ます。蒸し風呂の建物に入るとカゴ式の脱衣スペースとなります。

えびの高原からえびの市街へ下る「霧島バードライン」を通り、矢岳高原が車の窓に広がり、雄大なパノラマを眺めながら山道をどんどん進んでいくと白鳥温泉上湯に到着です。ここは車でないと絶対来れない立地です。

白鳥温泉に温泉街はありませんが、向かっている途中に同じ白鳥温泉 下湯があります。いずれも調べてみるとえびの市の公営施設として運営されているみたいです。

引用元:白鳥温泉公式より

こちらは別棟の蒸し風呂の他に本館の方には浴場・露天風呂もあります。今回は蒸し風呂のみの利用で温泉には浸かっておりません。

本館の方では宿泊も可能とのことです。建物のすぐ近くには白鳥茶屋があり、秘伝のだしを使った各種うどん、そばや定食等も頂けるとのことです。こんな山の空気が美味しい所で食べる飯はまた格別ですよね。・・・って今回はここで何も食べてないですが。

引用元:白鳥温泉公式より

地獄の蒸気を利用した天然の卵蒸し器もあるみたいで卵を持参すれば蒸し風呂に入っている間に天然温泉卵も作って食べれるみたいです。なんかこう言うの楽しいですよね。

引用元:白鳥温泉公式より

歴史背景はあまりよくわかりませんがあの西郷どんこと西郷隆盛が3か月間滞在したことでも知られいる温泉らしいですここ白鳥温泉は。歴史的背景を知りたい方は公式サイトより確認してみてください。(スマホで閲覧の方は上の引用写真は見づらいと思いますので公式よりご参照下さい)

もう1つの数百メートル下っていくと白鳥温泉 下湯があります。上湯と下湯で分けて書こうと思いましたが正直に説明するとサウナ好きで蒸し風呂を体験するには上湯の方が良いです。寧ろここまで来たなら両方入るべきですが下湯の方はわざわざ記事にしなくても・・・っという見解で上湯だけにします。

下湯の方は浴場内に蒸し風呂がありますが洞窟に入るみたいな形で規模も小さく、狭いためにもし来られる方は最初に下湯を体験してから上湯に来られた方がより感動する数値が上がると思われます。

温泉のことはさっぱりわかりませんが温泉は下湯の方が凄い印象でした。(そもそも上湯の温泉入ってないだろ!)なんだろう?成分で浴室のタイルが侵食されているあの感じが?温泉はわからないので適当なことは言えませんのでここまで!


とめ

蒸し風呂なので特に語ることはありません。上記で書いた通りです。普段は基本的にはお店のサウナに入りながら、遠征時にこの形態の蒸し風呂に入るのも1つの楽しみとなっております。

特に九州にはチラホラありまして、今回の南九州サウナ旅の始まりも鹿児島県にある天然サウナこと蒸し風呂の境田温泉がスタートでした。

元々、日本古来の入浴文化は昔でいう『湯』とは今でいうお風呂と同じで「湯」に浸かることでしたが、『風呂』に関しましては蒸し風呂で蒸気に人間が蒸せられて、垢を落とすという意味だったみたいです。

お店のサウナも良いですがたまには非日常として日本の温浴歴史を調べて、香川県の塚原のから風呂等も含めて機械を使わずに人の手とその土地の天然物を利用したり、釜を薪で炊いて入る日本古来の蒸し風呂文化に触れた天然サウナも体験してみるとどんどんサウナが好きになっていくと思います。

こういうのに触れていくと昨今のととのうというワードよりサウナそのものが好きなっていくと思います。フィンランドサウナより日本はこの形態の蒸し風呂文化を日本式サウナの始まりとしてもっとPRしても良いんじゃないか?っと思います。

でもわざわざ地方に行かないと入れないじゃん??っと思ってる方はまずは東京の調布市にあります湯守の里さんの『塩釜風呂』に入ってみられると良いと思います。東京近郊でこの形態が体験できるのは珍しいです。水も良いですしねここは。

私も今後は店舗サウナのみではなく、天然サウナこと蒸し風呂も気にかけてサウナ旅をしていきたいと思います。語ることは特にありませんって言いながら色々と語ってますね!笑 以上。

景色も最高です!

施設概要

施設名称 白鳥温泉 上湯
住所 宮崎県えびの市末永1470
アクセス
  • 吉都線えびの駅から11km・車で約30分
  • 九州道えびのICから車で約25分
TEL 0984-33-1104
営業時間 毎月第1火曜日
定休日 7:00~20:00
入館料 大人(中学生以上):310円
駐車場 35台完備
公式HP 白鳥温泉

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