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2021-11-15

山形県サウナ&水風呂 長沼温泉 ぽっぽの湯

投稿日:2021年11月15日 | 最終更新日:2021年11月15日

山形県鶴岡市長沼にあります『長沼温泉 ぽっぽの湯』さんの日帰り温泉施設のサウナ紹介となります。

浴場が【和風】と【洋風】で男女日替わりで変わり、今回は【洋風側】でしたので洋風側の紹介です。

ぽっぽの湯さんのサウナ・水風呂・外気浴についての詳細とまとめコメントをタキオン独自の観点にて記載しております。

長沼温泉 ぽっぽの湯

タキオン

サウナ室は綺麗!レンガ調!

ここがPOINT!

  • 田んぼ道を走らせれば駅舎みたいな外観の施設!
  • 石油を掘っていたらアブラ臭のする温泉が出たので開業!
  • 長閑な雰囲気の浴場や館内!
  • 毎日換水の大事さ!

ウナ室

引用元:長沼温泉 ぽっぽの湯

洋風側サウナ室基本情報

  1. サウナ室温度:訪問時温度計は約90°
  2. 構造&広さ:2段式で8人は入れる
  3. サウナストーブ:ガス遠赤外線ストーブ1基
  4. サウナマット:常設マット無し
  5. テレビ:あり
  6. サウナタイマー:あり

ウナ室について

サウナ室温度

訪問時は温度計表示は90°でした。大体この前後くらいの温度だと思われます。体感としてはコンパクトなサウナ室で遠赤外線ストーブなのでそれなりの輻射は味わえます。乾燥している感じもありません。

構造&広さ

コンパクトな2段式で6人入ればいっぱいくらいの広さです。座ると正面に遠赤外線ストーブ1基にテレビがあり、小窓もあるため窓側に座れば外の景色も眺める事が出来ます。

サウナストーブ

ガス遠赤外線ストーブが1基です。

サウナマット

常設のサウナマットは無く、サウナ室の入り口前にビート板があります。それと同時に山形県北部で多かったのですがサウナ室内にタオルがあり、出る時に自分の汗を拭いてから出る暗黙のルールがありますので一見さんは気を付けましょう。

初めて行く施設はとりあえず常連さんの動きを見て、真似すれば問題ないと思います。それと山形県の場合はマット代わりにバスタオルも持参してサウナ利用時に敷いた方が良いと思います。

テレビ・BGM等

テレビあります。

サウナタイマー

サウナタイマーあります。

その他・コメント等

サウナ室自体はとても綺麗で雰囲気あって良いのですが発汗に関しては遠赤外線ストーブでコンパクトなサウナ室なので想像付くと思います。

日帰り温泉施設のサウナ室という感じです。その他に突出した所は安い入館料でサウナや良質な水風呂に入れるだけで感謝ですね。上記の通りにサウナマットのルールも県民性?地域性?があって面白いです。これぞサウナ旅の醍醐味!

私が敏感なだけですが若干サウナ室は嫌な臭いを感じました。サウナマット無しの遠赤外線ストーブだから仕方ないですが…。


風呂

洋風側水風呂基本情報

  1. 構造&形:三角形で2人入れるサイズ
  2. 水温:10月中旬訪問時は約18°
  3. 冷却:温泉水冷却の循環に単純泉掛け流し
  4. 特徴:提供方法が面白い

風呂について

構造&形・動線

サウナ室出てすぐに水風呂があり、三角形の形で2人は入れる大きさです。水風呂自体は温泉水も含んでいるので茶褐色です。

水温

10月中旬訪問時は体感で約18°でした。

冷却

水風呂は3号源泉利用で単純泉を循環濾過+冷却して浴槽に供給されているのとは別にパイプから単純泉を掛け流ししていると書かれておりました。

確かに水風呂まではサウナ室を出てからシャワーがあり、そこからパイプで温泉水を水風呂まで引っ張っている造りです。

その他・コメント等

やっぱり地方の田舎(←失礼)の温泉施設に来たならこういう水風呂に入りたいですね。そして提供方法も地方ならではですね。都内では湯量等の違いで中々、水風呂までは難しいですよね。水温自体は標準ですが山形の地場の温泉や水が楽しめると思います。

あとはこれも地方ならでは?っと言って良いと思いますが浴槽水含めて水風呂は毎日換水して清掃しているとのことです。都内近郊のサウナ施設やスーパー銭湯等は基本は循環濾過の繰り返しで換水⇨清掃⇨新水は行っても週1回程だと思われます。

実はこれってとても大事な事で例え地場の水が良くても循環濾過での同じ水の繰り返しではなく、毎日新しい水を張ることで肌当たりや肌感は大きく左右されると思います。

逆を言えば都内近郊の水は水温を下げる事で誤魔化す?訳では無いですが水質的な観点でお話すればとにかく水を冷やす事が正解だと私個人的にはそう考えております。


気浴

引用元:長沼温泉 ぽっぽの湯

洋風側外気浴基本情報

  1. 外気浴スペース:露天エリア
  2. 休憩イス:サマーベッドやととのい椅子
  3. その他:外気浴も充実

気浴について

外気浴スペース

露天エリアにて外気浴可能です。

休憩イス等

サマーベッドやととのい椅子があります。

その他・コメント等

露天エリアも広く作られており、洋風側には面白いことに露天エリアにも洗い場が設けられおりました。

地方の美味い空気と長閑な環境の外気浴が楽しめると思います。

メント

  • 下足は棚式入浴券は券売機で購入して受付に渡す。
  • 脱衣ロッカーはカゴか100円リターン式ロッカーもあります。
  • 浴場内にシャンプー類は完備です。

鶴岡市内から車を走らせて田園風景を通り過ぎれば昔の駅舎のような外観がぽっぽの湯です。よぐきたの〜の足元マットが良いですね。

ぽっぽの湯がオープンした経緯は石油試堀中に温泉が出たとのことです。日本の場合は掘れば温泉はどこでも出そうですが石油試堀中ってのは面白いですよね。

開湯50年を誇る県内屈指の泉質で源泉の塩分は通常の10倍もあって単純温泉と併用して使用しているみたいです。その水風呂が味わえるのはやっぱり貴重ですね。

館内はいたってシンプルです。食事処に地元野菜等の直売所に大広間や貸切の個室等がありました。地方なので車移動で無いとアクセスが大変ですが平日のみ最寄り駅まで送迎バスがあるみたいです。


とめ

特にまとめることもございません。田舎にある日帰り温泉施設(良い意味)で地域住民の憩いの場ですね。都内近郊にあれば地元の銭湯のような感覚です。

外観や館内も長閑で落ち着きます。何より地方の良い所は入館料がどこも安いです。

450円の入館料にサウナも付いて良質な地場の水や温泉が楽しめる訳ですからね。それに敷地も広いために露天風呂もありますしね。都内近郊の銭湯でさえ銭湯料金にサウナ代をプラスすれば700円くらいになりますからね。

さすがにまだ都内の方がサウナ選択肢が多いためにサラリーマンをしている間は都内に居座りますが定年後はこういう地方に行って、のんびりサウナと良質な水を毎日楽しめる日常にしたいな〜っと思います。

そう言った意味で今は自分の老後はここの水で暮らしたい!っと思える地域を探すためにサウナ旅をしている部分もあるかもしれないですね。

ただサウナや水風呂のみを追究するだけでは無く、老後の楽しみ方もちゃんと模索しております(笑)

毎回地方に来るとそう思います。もちろん色んなサウナを巡っている人も凄いと思いますが地元の一つの施設のみを毎日通う常連さんも凄いと思います。

サウナは日常!っとイキっている人もいますが本当の日常としての使い方ってそういう所ですよね。地方に来ると毎日来ている地元の爺さん達こそサウナは日常!っと胸を張って言えるでしょう。

そもそも日常になっている場合は身体や脳に染み込んでいるからそういうことを考えることもしないでしょう。

話は逸れましたが水風呂は山形県内でも良いと思います。単純泉の掛け流し等の珍しい提供方法で地方ならではを味わえました。

水風呂がぬるいとかととのいスペースが無いとかそんな小さな見方より水の良さをもう少し楽しんで欲しいですね。

最後の最後にまとめると言いたい事は水風呂についてで述べた通りで水風呂は新水が大事!がキーワードでした!以上。

施設概要

施設名称 長沼温泉 ぽっぽの湯
住所 山形県鶴岡市長沼宮前266-1
アクセス
  1. JR羽越本線藤島駅からタクシーで8分
  2. 送迎バスで15分(土日祝除く、要問合せ)
  3. 山形自動車道庄内空港ICから県道33号を狩川方面へ9km
TEL 0235-64-4126
営業時間 6時~22時(最終受付:21時30分)
定休日 毎月第2木曜日
入館料 大人:450円
駐車場 90台完備
公式HP 長沼温泉 ぽっぽの湯

さいごに

一緒にサウナ旅をする宇多田サウナの記事が掲載されております。併せて宜しくお願い致します!

SAUNA BROS vol.1では『肌師スペシャルトーク』というテーマで水風呂に特化した話と全国のオススメ水風呂を紹介!

『SAUNA BROS vol.2では『真髄サウナとサ界遺産を追い求めて』というテーマで全国47都道府県のサウナ施設を紹介!

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