静岡県サウナ 伊豆の宿 蓮台寺温泉 清流荘(ケロサウナ)
静岡県下田市河内にあります『伊豆の宿 蓮台寺温泉 清流荘』のケロサウナに入って来ました!!
今回は独自のサウナレビューではなく、蓮台寺温泉 清流荘さんのケロサウナの体験記となります。
下田蓮台寺温泉 清流荘
サウナの本当の癒しはここですね!
ここがPOINT!
- 本物のKELO SAUNAはここ!
- 温泉旅館の佇まいにフィンランドサウナ!
- これこそが観光サウナだね!
サウナ室
もう清流荘さんと言えばサウナーの方なら知らない人がいないでしょう?
KELO SAUNA(ケロサウナ)ですよ!
そもそもケロ(KELO)ってどんな木材なの??
ケロ(kelo)ログは古来から珍重されてきた立ち枯れのパイン材です。パインの樹が立ったままの状態で立ち枯れ、葉や枝が落ちたあとも腐らず数百年と立ち続けた貴重なものです。
北欧フィンランドの北極圏にあたるラップランド地方の森林で採取される立ち枯れのケロログは、その希少性からフィンランド国内においても、とても高価な天然木「幻の木材」の建築材料です。
引用元:https://www.fin-bigbox.com/?cat=17
そしてそのケロ材を使ったサウナ室がこちら!!
雰囲気抜群ですね!これぞまさしくフィンランドのサウナ!
ケロ材で組んだログハウスのサウナ室は薄暗い雰囲気抜群の照明加減と小窓から光が差し込む静寂の空間となっております。
こちらがサウナストーブ!薪焚サウナですね!
もちろんセルフロウリュ可能です。サウナ小屋の前にアロマと柄杓が用意されております。
日本国内でこのサウナストーンにセルフロウリュにてジュワッと蒸気と香りを楽しみながら蒸される感覚はまさに非日常サウナの頂点ですね!
そもそもケロ材は高級な木材であることはわかりましたがなぜ「ケロ」がサウナに適しているのかと言うと…
「ケロ」には特別な芳香があり、見栄えも良く、固く、湿度に強く、そして科学的な塗装を必要としないからでしょう。また、自然に優しい資材という点でも人々に支持されています。
引用元:http://www.kelosauna.eu/index_ger.asp
なるほどですね!自然に優しい資材という観点は普段からサウナの木材に関してそこまで気にしていなかったですね!
私が訪問した時はロウリュの蒸気浴も楽しみましたが私が勝手にサウナの師匠と呼ばせて頂き、尊敬しているサウナーヨモギダさん著書『熱波師の仕事の流儀』にてサウナ業界を盛り上げる7人の熱波師の1人である宇田蒸気さんによるゲリラアウフグースも堪能しまして更に楽しむことが出来ました。
振り返るとフィンランドの蒸気浴にドイツ発祥のアウフグースを清流荘で楽しむ事が出来て、なんて贅沢なサウナ旅だったんでしょう。
全国のサウナを知り尽くした宇田蒸気さんは心地良い蒸気を楽しむ、マイルドなアウフグースから香りをメインで楽しんでもらうための弱い攪拌等、ロウリュの本来の意味である蒸気浴の良さをメインで考え、それぞれのサウナ室や客層に応じてコントロールされるみたいです。
宇多田サウナとして一緒に旅をしていて貸し切りのサウナ室等でも扇いで頂けるのは有難いですね!
ザ・ベッド&スパ所沢や新宿区役所前カプセル等でも定期的に仰いでおりますので気になる方は是非、宇田蒸気さんのアウフグースを体験してみて下さい!
話は戻りますが此処こそ本来のフィンランド式サウナを時を忘れてサウナの熱と蒸気を楽しめる究極の場所だと思います。
こういうサウナは評価や本格レビューをするものではなく、心からサウナと言う物に向き合い・楽しめる空間でしたね。
ちなみに水着着用です!フロントにてレンタル等も出来るみたいです!
水風呂
最初は池になってるとこが水風呂かと思いましたが違いました!この噴水は入って良いのか分かりませんがさすがに空気を読んで入らなかったです。
サウナ室前にシャワーがあり、ガーデンプールで冷やしてからゆっくり非日常の外気浴を堪能するのが良いですね!
引用元:清流荘公式Twitter
私が訪問した時には水風呂は無かったですが今年になり、簡易的な水風呂を作られたみたいです。ここまでサウナのことを考えてくれるんですねー!
日本は水風呂文化ですがフィンランド式サウナの体験という意味では水風呂無くて、シャワーやプールに飛び込み外気浴パターンの方が本場感がありましたね。
外気浴
ケロサウナを楽しんだ後のこのガーデンプールは最高です!プールで宙に浮かれながら空を眺めて、その後は多数ある漆黒のデッキチェアに横になればもう天国です!
ととのい椅子や最近ではインフィニティチェアも導入されたみたいです!
日々のストレスや都会の喧騒等を忘れてさせてくれます。なんて贅沢な外気浴なんでしょう!
訪問した時は不安定な天候でしたがこのクッション性のあるソファベッドはとても快適でした。
今度来た時は本とビールでも持ち込んでイキった感じを出しながらゆっくり日光浴して過ごしたいですね。
その他
その他にはテルマリウムがあります。残念ながらケロサウナは朝は入れないので目覚めはこのテルマリウムでゆっくりしました!
- テピダリウム
- 新橋アスティルにもあるあの椅子です!テラスに置かれているのでプールを眺めながら程良い暖かみのある椅子DEまったり出来ます。
- カルダリウム
- アロマを含んだ蒸気でわかりやすく例えるとスカイスパにあるテルマーレですね。
- ラコニウム
- カルダリウムと少し似ておりますが若干こちらの方が温度が高く、こちらをメインで入っておりました。
- フットバス
- テルマリウム内にあるローマ風の足湯です。アロマオイルも置かれており、香りも楽しめます。
上記の4種類となります。箱の中に入っている感覚はテピダリウムとラコニウムとなります。
温泉旅館なのにフィンランドのケロサウナに古代ローマのようなテルマリウムもあり、日本古来の温泉文化と洋式の湯治ミックスになりますね。
ガーデンプールを新装されたり、簡易的に水風呂も設置したりと常に進化し続けておりますね。施設側の努力を感じます。でもここは風情と歴史ある温泉旅館ですよ??
普段は温泉等には入らないですがさすがに朝はゆったりと露天風呂に浸かりました。お部屋からは渓谷を眺める事が出来、時を忘れさせてくれました!
さすが昭和12年の創業以来、著名人も数多く訪れた伊豆の高級旅館ですね!
大箱の温泉旅館ではなく、客室数も26部屋と少ないので混雑感無く、ゆったりと過ごせる温泉旅館です。
今までも数多くの温泉旅館には宿泊しましたがここまで身も心も落ち着き、ゆったり出来た空間は初めてかもしれないです。
まとめ
今回はいつもと違う感覚で記事を書きました。そう!此処は温浴施設では無く、特別なサウナの一つであるためにここはこーだ・あーだ等、言うべき施設では無いですし、環境も違いますから初心に戻ったかのようにケロサウナを楽しみました。
昨今は個人で運営されるようなサウナ小屋もあちこちに出来ているみたいですが私からするとそういう箇所は観光サウナであり、清流荘もそんな感覚です。
じゃあサウナ旅は観光サウナ??となると思いますがサウナ旅はあくまで温浴施設に行っているので観光サウナではないのです。
サウナはサウナでもありますが日本もサウナではないサウナが増えて来ているので観光サウナとはまさにそう言う所だと私は認識しております。
こいつなに言っているの??意味がわからないって??
マウント取らしてもらうとそれは日本のサウナを愛し続けているとそのうちわかるようになると思います!
最後にまとめると日本でも観光サウナは増えてきておりますが、その中でも私の中では清流荘が一番だと思いました。ここは心の安らぎを求めて再訪問したいです。
今回はサウナ旅の一つで宿泊も兼ねて来ましたので次回は14時にチェックインでケロサウナに入りながらゆったりと過ごしたいな〜っと思います。
いつかまた来ます!ありがとうございました!以上!
施設概要
施設名称 | 伊豆の宿 蓮台寺温泉 清流荘 |
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住所 | 静岡県下田市河内2-2 |
アクセス |
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TEL | 0558-22-1361 |
営業時間 | チェックイン14:00 チェックアウト10:00 |
定休日 | 不定休 |
入館料 | 宿泊者 |
駐車場 | 23台 |
公式HP | 伊豆の宿 蓮台寺温泉 清流荘 |
さいごに
一緒にサウナ旅をする宇多田サウナの記事が掲載されております。併せて宜しくお願い致します!
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